ご挨拶

    木村 宏(きむら こう) 当協会は、平成3年7月に関係各位のご協力を賜りまして設立され、ご賛同を得た協会員63社にてスタートし、今年度で満26周年を迎えることとなると聞き及んでいます。これもひとえに、協会設立以来、会員各位の変わらぬご支援による賜物と厚く御礼申し上げます。
    この間、新幹線をはじめとする多くの鉄道、道路構造物、および海岸護岸等に採用していただき、災害に強い補強土構造物として高い評価をいただいております。
    RRR工法は、阪神淡路大震災や東日本大震災の両地震の際にも、ほとんど被害は無く、ごく軽微な損傷が発生した程度であったことから、耐震性に優れていることが証明されておりましたが、昨年、熊本・大分地方を襲った大規模地震でもこの九州地区には250件を超えるRRR構造物が構築されておりました。
    この大規模地震においても、被害の報告はされておらず、改めて耐震性に優れた工法であることが証明されました。
    平成28年度末までのスリーアール工法の実績は、工事件数で1,453件、施工延長にして約191kmとなっております。最近では、ベトナムやインドネシアでも施工されるようにもなり、海外でも社会インフラの整備にこのRRR工法が採用されるようにもなってまいりました。
    RRR工法は、以上のように、工事件数で約1,450件、施工延長にして約190 kmになってまいりましたが、施工中や、大規模地震・集中降雨等の災害時を含め事故は今まで皆無で、品質・安全性にも優れている工法とも言えます。
    今後は、災害に強いRRR工法として復旧工事などの分野や海外工事へと更なる展開に努力していく所存です。今後とも、関係各位のご助言をいただきながら、益々の発展を期して、意義深い活動を行っていきたいと考えておりますので、変わらぬご指導・ご鞭撻のほどお願いいたします。



    RRR工法協会 会長 木村  宏

    (鹿島建設株式会社 執行役員技師長)