ご挨拶

    RRR工法協会は、面状補強材、あるいは棒状補強材と剛壁面の効果を有効利用することによって、合理的で安定性の高い土構造物を提供する補強土工法の普及と技術向上を図ることを目的に、平成3年7月に発足いたしました工法協会であります。発足当初は、正会員・準会員総計63社でスタートし、以来、RRR工法の普及および技術の向上を目指して積極的に活動してまいりました。
    本年平成20年6月には協会発足後17年が経過し、鉄道や道路の分野における補強土擁壁工として、すでに総延長100km以上の実績を有する工法協会にまで発展いたしました。これもひとえに皆様のご支援・ご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。このRRR工法は、建設中の事故、および建設された補強土擁壁の大変形や崩壊は現在までゼロであり、きわめて高い安定性が実証されております。 またこの間、平成7年の兵庫県南部地震では、従来の擁壁や高架橋には大きな被害が生じましたが、激震地に設置されていた本RRR工法にはほとんど被害がなく、本工法が有する高い耐震性が実証されることとなりました。
    本工法は、東京大学(当時)龍岡文夫教授の指導のもと(財)鉄道総合技術研究所で開発された工法ですが、協会設立とともに設計・施工・積算・材料マニュアル、および本工法を普及するための技術資料等が整備され、鉄道をはじめとし道路、公園・調整池などにおいても幅広く採用されております。
    協会活動といたしましては、本工法に関連する新しい工法の開発や本工法の適用に関する調査研究、性能照査型設計法に基づく設計・施工マニュアルの発刊、施工方法や施工機械に関する研究開発、技術資料の収集整理などを継続して行っております。なお、当工法協会には、RRR工法の計画・設計・施工・積算に関するあらゆる質問、ご要望にお答えできるようにRRR工法協会事務局に専任の局員が常駐し、工法相談窓口として皆様のご要望にお答えできるような体制を整えておりますので大いにご利用ください。今後とも皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



    RRR工法協会 会長 岡ア 準

    (鹿島建設株式会社 専務執行役員 技師長)