ご案内

    RRR工法協会は、剛壁面補強土工法(Reinforced Railroad with Rigid Facing Construction Systemの頭3文字を取ってRRR工法と称す。)によって、合理的で安定性のきわめて高い鉛直、あるいは鉛直に近い壁面(土留め構造物)の構築を可能にしたことによって、狭い日本の国土の大地を有効に使うことを可能にしています。 国土の狭い日本では、限られた国土の有効利用を図らねばなりません。道路・鉄道・工場用地・宅地等の平地を建設する場合、国土の狭いわが国においては大地を有効に使うために、盛土や切土の緩やかな斜面を造るのではなく、鉛直な壁面が必要となります。城の石垣や石積みの壁、あるいは、近年は鉄筋コンクリート造の擁壁等、人類は古くから様々な英知を傾けてきました。
    しかし、これら従来からの鉛直、あるいは鉛直に近い壁面を造る方法は、盛土内は土だけであり、鉄筋コンクリートの鉄筋のような人工材料を加えない方法で対応してきました。これに対して、盛土の内部に帯状の金属を水平に配置して安定させる工法(テルアルメ工法)が1963年にフランスで開発され、わが国にも1967年頃に導入されました。この盛土を自立させる擁壁工法は、広く世界で普及し、主に道路盛土の擁壁の建設に用いられてきました。
    その後、外国で開発された工法をそのまま直輸入するのではなく、わが国での様々な条件に適合する新しい補強土擁壁工法を開発する必要性が生じました。わが国での様々な条件とは、
    1.地震・豪雨に対しても安定していること
    2.わが国に広く分布している細粒分の多い盛土材にもてきようできること
    3.わが国に多い山間部の集水地形の斜面上でも安定していること
    4.小さな変形しか許されない鉄道盛土にも適用できること
    5.上記条件を満たした上で、従来の補強土擁壁工法よりも、工期が短く、経済的に

    優れていること などです。

    RRR工法は、このようなわが国の特殊事情に適合するよう多くの工夫を重ね、わが国で開発された新しい補強土擁壁工法です。RRR工法協会は、このRRR工法の普及と技術向上を図ることを目的として、建設会社、材料メーカー、コンサルタント関連の60社で構成された企業集団で、現在まで全国各地で工事実績を重ね、成果を挙げています。2008年3月には、施工延長100km(施工件数701件)を突破いたしました。

    2008年7月には、攪拌混合工法の技術を応用し、地盤の斜め方法にソイルセメントコラムを構築し、地盤を強化・補強するラディシュアンカー工法の普及・広報を目的に設立されたラディシュアンカー工法協会と統合し、ラディシュアンカー部会を新設いたしました。今後は、RRR−C工法の主要な工法として工法拡大を図ってまいります。