RRR-C工法

    ・特長

    地山補強土工法の補強原理は、補強材の引張り抵抗力が、地盤に発生するひずみを抑制し、すべり面に対して有効に直応力を作用させ、地盤のせん断抵抗力を増加させることにより土の自立性を高めることにあります。RRR−C工法では、地山に比べれば固結度の低い既設盛土を対象とする場合には、効率的に補強材の摩擦抵抗力を高めるためにFRP芯材と攪拌混合工法による大径補強材(ラディシュアンカー)と、さらには掘削前に打設した地盤改良杭によって掘削面に対して事前に壁面剛性を付与して、掘削中であっても変形を極力拘束し安定性を増加させると共に、最終的には場所打ちコンクリート壁面を構築することによって、施工後の地震時も含めた長期安定性を確保しているところに特長があります。

       
         
       

    ・設計法

    RRR−C工法の設計フローは下記の通りです。
     設計は、(1)完成形での検討、(2)施工時の検討、(3)補強芯材の引抜けの検討、および構造細目の手順で行います。完成形での安定検討は、棒状補強材の引抜けや補強芯材の破断を考慮した2ウエッジ法による内定安定の検討、壁面工の断面の検討、円弧すべり法による支持地盤を含めた外的安定検討を行い、安定を満足しない場合には、鉛直抑止杭を補助工法として適用し、外的安定を満足する鉛直抑止杭の仕様を決定します。

     

    ・施工法

    RRR-C工法の概略の施工手順は以下の通りです。

    1)盛土掘削前に攪拌混合(地盤改良)杭を施工する。

    2)盛土を1段掘削し補強材(ラディシュアンカー)を設置する。

    3)掘削と補強材設置を繰り返し、所定の深さまで盛土を掘削する。

    4)掘削終了後、場所打ちコンクリート壁面を構築する。


       
     
       

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